まったり、鍋と飲みたいシャルドネ

Bourgogne Blanc ¥3960 (税込)

Château de Grand Grand Pré シャトー・ド・グラン・プレ (ボジョレー)

品種:シャルドネ

12月、1月鍋が恋しい季節がやってきまました。
年末年始なにかと仕事と家庭の両立が大変で慌ただしく過ごしていると
なんとなくブルゴーニュをまったり飲みたくなる筆者です。
この季節は胃と肝臓を酷使するなので体に優しい水炊きやえのき出汁をベースにしたシンプルな鍋をよく食べます。
その時、「ノンアルじゃ寂しいから1本で最後まで大事に飲める白ワインないかなー」と探していたら出会ったのがこちらのワイン。

まったりとした雰囲気が鍋とベストマッチでした。
レモンやすだちを思わせる酸が良いアクセントで、鍋の肉(鶏肉の皮、豚肉の脂)などをよりさっぱりと食べることができます。
そして(さっぱり、ミネラリー)→(蜜ぽさ、花)時間経過でどんどん変化する顔が面白くて最初から最後まで楽しめました。
樽香も心地よくバランスも良いです。
冬の季節に出番の多そうなこちらのワイン、皆さんもまったりとお楽しみください。

*1月3日 追記
ロットが変わりよりさっぱりでより綺麗なワインになりました。
鍋はもちろん、牡蠣やカルパッチョなどにレモン的な使い方も楽しめます。

【キュヴェ】このワインには果実の甘みを表現したいというゾルダン氏の思いが込められており、その比喩として、船乗りが人魚の甘い 歌声に酔いしれる様をイメージしたデザインがエチケットにあしらわれています。
【品種】シャルドネ100%
【植樹】1970年代前半   【土壌】泥灰土、石灰質土壌   【収量】約50hl/ha   【収穫】手摘み   【全房使用率】100%
【醸造】温度管理された環境で、SO2などの添加物は一切使用せず、野生酵母による自然発酵を促します。
【熟成】8年以上使用のオーク古樽にて5~9ヵ月間寝かせ、最後の1か月は樽に蓋をせず、あえて少しの酸化を促します。これはジュラ地方でよく用いられる手法です。
【アロマ】桃、洋ナシ、柑橘類などの果実や、ハーブ、アカシアのハチミツ、アーモンドのニュアンスなど、非常に多用で複雑
【味わい】口当たりは軽く、火打石を思わせるミネラルを感じます。生き生きとした酸があり、僅かなオイリーな舌触りと、後味に残るレモン・ゼストのニュアンスなど口中で様々に織りなす調和を楽しめます。
【マリアージュ】牡蠣のグラタン、Andouillette/アンドゥイエット(アンドゥイユ:フランス産ソーセージ)、Blanquette de Veau/ブランケット・ド・ヴォー(仔牛のクリーム煮)、ヤギのチーズなどがお薦めです。
【アルコール度数】13.0%   ◆無清澄・無濾過

インポーター資料より

『詳細・歴史』
ボジョレー地区のフルーリー村に位置する、1972年創業の家族経営の生産者です。現在ドメーヌの舵を取っているのは若き生産者ロマン・ゾルダン氏で、彼はかのジュラ地方のビオディナミの雄 『ドメーヌ・ガヌヴァ』 のフランソワ・ガヌヴァ氏に師事し、彼の哲学を受け継ぎながら栽培から醸造までを学び、今でも継続してアドバイスを受けながら、自らの信念も織り交ぜ、ゾルダン氏自身の独特の世界観を活かしたワイン造りをしています。
彼の生み出すワインには個性がありながらもしっかりと滋味溢れる味わいと美しさがあり、今大注目の生産者のひとりです。
自社畑を8ヘクタール所有し、2000年からは農薬や除草剤の使用を一切やめてビオロジックに移行し、2009年にエコセールの認証を得ています。
気候は海洋性気候と地中海性気候の影響を受けた半大陸性気候で、畑は日当たりの良い丘に広がる恵まれたテロワールを持ち、ゾルダン氏率いる職人たちの丹念な畑作業によって美しいガメイが育まれています。

インポーター資料より

『栽培・醸造』
自然環境を守ることを第一に考え、畑仕事は全て手作業で行われており、除草剤などケミカルなものは一切使用しません。
【自社畑】9ヘクタール  【格付け】《6ha》 Fleurie  《1.5ha》 Morgon  《1.5ha》 Beaujolais Villages
【栽培管理】ビオロジック(2009年にエコセール認証済)   【樹齢】60年以上
【土壌】《フルーリー》砂質花崗岩 《モルゴン》風化した岩が混じったシスト
【収穫】厳格に選果しながら全て手摘みにて行われます。収量は少なく、25~35hl/ha程度   【全房使用率】100%
【発酵】大樽にて厳密に温度管理を行いながら10~20日間、野生酵母による発酵を促し、マセラシオン・カルボニックにて醸します。
【熟成】澱引き後、キュヴェによって樽またはタンクにて数か月間熟成させます。   【瓶詰】無濾過

インポーター資料より